ご提案資料|ハンディ端末 統合管理(MDM/UEM)

ご要望3点の実現可否と、製品比較

2026年7月29日 / 対象端末:BHT-1700・BHT-M70(DENSO WAVE)/ HT730(ユニテック・ジャパン)
結論

ご要望の3点は、クラウド型のパッケージ製品1本で満たせる見込みです。機能面での不足はありません。
一方で、製品を入れただけでは残る作業が3つあります(後述)。そこを弊社「AIセールスくん」で補う形をご提案します。

1ご要望3点 × 製品対応表

製品(クラウド型) ① APKの
遠隔配信
② 画面の
遠隔操作
③ 使用中・検討中
端末の一括管理
3点
すべて
判定の根拠
ManageEngine
Mobile Device Manager Plus Cloud
満たす 公式の対応表に DENSO WAVE「全モデル」・Unitech「全モデル」が遠隔操作対応として明記。両メーカーを名指しでカバーする唯一の候補 対応端末一覧(公式)
42Gears SureMDM 満たす 全プランに無人遠隔操作を標準搭載。ユニテック公式のHT730仕様に対応MDMとして記載あり。DENSO側のモデル別対応は要実機確認 プラン別機能(公式) HT730仕様(公式)
Omnissa Workspace ONE UEM
+ Assist
満たす 機能は充足。ただし遠隔操作(Assist)が別製品・別課金となるため、今回の規模ではご負担が大きくなります Workspace ONE Assist(公式)
Scalefusion 条件付き 遠隔操作(Remote Cast & Control)は上位プランでのご提供。堅牢端末のモデル別対応は要確認 プラン比較(公式)
Hexnode UEM 条件付き 遠隔操作のご利用にはUltimateプラン以上が必要となります プラン別機能・価格(公式)
Ivanti Neurons for MDM
(堅牢端末向け)
満たす ハンディ端末に特化しており、クラウド提供・アプリ配信・遠隔操作いずれも公式に記載あり。価格が個別見積のため費用比較が本商談時点ではできません 堅牢端末管理(公式)
MoboLink / SOTI MobiControl /
Unitech Scanner Utility
貴社にて情報収集済みのため、本比較の対象外としています

公式に対応明記 /  対応するが条件あり /  上位プラン限定など制限あり

2ご要望ごとの「できること・条件・できないこと」

第一候補の ManageEngine を前提に、実務レベルで整理しています。

要望①業務アプリの機能改修時に、apkファイルを遠隔で配信したい

実現できます
できること
管理画面にapkを登録し、対象の端末グループを選んで配信。バージョン管理・配信日時の予約・現場が操作せずに自動インストール(サイレント更新)まで可能です。拠点ごと・機種ごとに配信先を分けられます。
条件
端末が管理下に入っていること(下記②と同じ前提)。
できないこと
特にありません。ご要望3点の中で最も確実に実現できる項目です。

要望②トラブル時に、遠隔操作でハンディの画面操作をしたい

実現できます(1点だけ機種別の確認が必要)
できること
管理画面から端末の画面をそのまま表示し、こちら側でタップ・入力操作ができます。ファイル転送や動作中アプリの確認も可能です。DENSO WAVE・Unitech とも公式対応表に「全モデル」と記載があります。 対応端末一覧(公式)
条件
端末を管理下に入れる初期登録(初期化からのセットアップ)が必要です。ここだけは各拠点で1回、実機作業が発生します。
→ ただし現在進行中の端末更改と同時に行えば、追加の手間はほぼ発生しません。
確認が必要なこと
「現場の方が承認ボタンを押さなくても遠隔で入れるか」は機種により条件が変わります。実機での確認をご提案します。

要望③使用中のハンディ・導入検討中のハンディを一括管理したい

実現できます(BHT-1700のみ要確認)
できること
DENSO WAVE製とユニテック製を、メーカーを問わず1つの管理画面に並べて管理できます。拠点別・機種別のグループ分け、資産情報の一覧、一括操作すべて可能です。移行期の新旧混在も同じ画面で扱えます。
確認が必要なこと
BHT-1700 に Google Play が入っているかどうかで登録方法が変わります。本商談で実機のご確認をお願いしたい最重要ポイントです。
できないこと
BHT-1700(Android 7.1.2)のOSアップデート配信のみ、この製品ではカバーできません(→ 下記3)。

3ご注意点:BHT-1700 のOS更新について

端末OS① APK配信② 遠隔操作OS更新の遠隔配信
BHT-1700QWB / QLWB7.1.2×
BHT-M70-QW-A1313
HT730-NJ / LJ10
あらかじめお伝えしておきたい点

MDM製品ができるのは「メーカーが出した更新を、いつ・どの端末に当てるか」の制御であって、メーカーが提供していないOSへ引き上げることは、どの製品でもできません。
BHT-1700 は Android 7.1.2 のため、OSを新しくする手段としては端末更改が本筋になります。
ファームウェアの遠隔配信を行う場合は、DENSO純正の「BHT DMS」との併用が現実解です(ただしユニテック端末は管理できないため、これ単体では③を満たしません)。 BHT DMS(デンソーウェーブ公式)

4費用の目安

製品価格体系(公開価格)遠隔操作を含む
プランの単価
50台の年額目安根拠
ManageEngine MDM Plus Cloud 台数バンドル制
25台まで無料/50台 年 $1,195
Professional
50台 年 $1,195
約18万円 価格表(公式)
42Gears SureMDM 1台あたり月 $3.99/$5.49/$7.99
(年払い約2割引)
全プラン標準
月 $3.99〜
約30〜37万円 価格表(公式)
Scalefusion 1台あたり月 $2/$3.5/$5/$6 上位プラン
月 $5 前後
約46万円 プラン比較(公式)
Hexnode UEM 1台あたり月 $2.2/$3.2/$4.7 Ultimate
月 $4.7
約44万円 価格表(公式)
Omnissa Workspace ONE + Assist 個別見積Assistが別課金上記より高め 製品情報(公式)
Ivanti Neurons for MDM 個別見積個別見積 製品情報(公式)

各社が公開している価格に基づく参考値(1USD=155円換算)。遠隔操作をご利用いただけるプランの単価で比較しています。下位プランはより安価ですが遠隔操作が含まれないため、比較対象から除いています。国内代理店経由の正式価格・税・日本語サポート条件は別途ご確認のうえご提示します。管理者アカウントを追加する場合は別途ライセンスが必要です。

費用対効果の目安

端末50台規模で年間20万円前後が目安となります。仮に1拠点への出張対応を往復3万円と置いた場合、年7回程度の現地対応が不要になれば、ライセンス費用を上回る計算です。実際の回数感をお伺いできれば、貴社の数字で試算し直してご提示いたします。

5製品導入だけでは残る作業と、その解決策

ここまでの通り、ご要望3点は製品側で満たせます。ただし実際に運用を始めると、製品では埋まらない作業が残ります。

製品を入れても残る作業なぜ残るのか
現場からのトラブル連絡の一次対応 MDMは「遠隔で見に行ける」状態を作るだけで、何が起きているかを判断するのは人。ご担当者2名に問い合わせが集中する構造は変わりません
更新をいつ・どの拠点に当てるかの判断と周知 MDMは端末の技術情報は持ちますが、「この拠点は今、棚卸中だから止めてほしい」といった業務側の事情は持ちません
ベンダー・現場との更新のやりとり apkの受け渡し、確認依頼、完了報告といった人と人の連絡はMDMの外側に残ります

「AIセールスくん」で補う部分

この残った作業を、弊社の AIセールスくん でカバーします。MDMと役割を分けることで、ご担当者2名の負荷を実際に下げるところまで持っていきます。

STEP 1
現場が連絡する

「スキャンできない」など、現場の方がいつもの手段で連絡

STEP 2 ─ AIセールスくん
一次切り分け

症状を聞き取り、既知のトラブルならその場で対処手順を提示。担当者を呼ばずに解決

STEP 3 ─ AIセールスくん
整理して引き継ぐ

解決しない場合のみ、拠点・機種・症状・試した手順を整理してご担当者へ通知

STEP 4 ─ MDM
遠隔操作で対応

担当者が状況を把握済みの状態で、遠隔操作に入って解決

この組み合わせの効果

MDM=「現地に行かなくてよくする」/AIセールスくん=「そもそも担当者が呼ばれる回数を減らす」という役割分担です。
MDM単体でも現地への移動はなくなりますが、問い合わせ対応そのものはご担当者2名に残り続けます。ここまで含めて解決することで、拠点数や端末台数が増えても運用が回る体制になります。

6ご確認をお願いしたい事項

下記をお教えいただけますと、正式なお見積りをご提示できます。

端末の総台数現行BHT系・新規HT730それぞれ何台か(お見積りの前提になります)
拠点数および1拠点あたりの台数
BHT-1700にGoogle Playが入っているか実機の設定画面でご確認いただけます
端末更改のスケジュール同時実施できると初期作業を大幅に圧縮できます
現地対応の年間回数費用対効果の算出に使用します
管理画面を使う人数社内・現場・ベンダーそれぞれ何名か

7出典一覧

本資料の記載は、すべて各メーカーが公開している情報に基づいています。どの記載がどのページを根拠としているかを下記に整理しました。

本資料の記載出典元URL
DENSO WAVE・Unitech とも「全モデル」遠隔操作対応
(1章・2章 要望②)
ManageEngine
公式ヘルプ
https://www.manageengine.com/mobile-device-management/help/asset_management/mdm_remote_troubleshoot_android.html
対応OEM一覧に Denso WAVE「All models」/Unitech「All models」の記載。あわせて Android 5.0以降・Device Owner登録が必要である旨、無人遠隔操作の対応条件も同ページに記載
25台まで無料/50台 年 $1,195
(4章)
ManageEngine
公式価格ページ
https://www.manageengine.com/mobile-device-management/pricing.html
SureMDM は全プランに無人遠隔操作を標準搭載/$3.99・$5.49・$7.99
(1章・4章)
42Gears
公式価格ページ
https://www.42gears.com/pricing/mobile-device-management/
HT730 の対応MDM/搭載OS
(1章)
ユニテック
公式製品ページ
https://www.ute.com/us/products/detail/HT730
仕様表の MDM Software 欄に「SOTI, AirWatch, 42Gears, Ivanti Wavelink, MoboLink」、OS は Android 10 と記載
Hexnode は Ultimate プラン以上で遠隔操作/$2.2・$3.2・$4.7
(1章・4章)
Hexnode
公式価格ページ
https://www.hexnode.com/pricing/uem/
Scalefusion の遠隔操作は上位プラン
(1章・4章)
Scalefusion
公式プラン比較
https://scalefusion.com/plan-comparison/
Workspace ONE Assist が別製品
(1章・4章)
Omnissa
公式製品ページ
https://www.omnissa.com/products/workspace-one-assist/
Ivanti はクラウド提供・堅牢端末の遠隔操作に対応
(1章)
Ivanti
公式製品ページ
https://www.ivanti.com/devices/rugged-device-management
BHT-1700 の OS・ファーム更新は純正ツールを併用
(3章)
デンソーウェーブ
公式製品ページ
https://www.denso-wave.com/ja/adcd/product/software/dms.html

上記は2026年7月29日時点で各社が公開している内容です。価格・対応状況は変更される場合がありますので、ご発注前に最新情報をあらためて確認のうえご提示いたします。